新城がまるで南国に――。下新城3丁目の石塚靜さんの自宅の庭に並んで立つパパイヤとバナナの木に実がなった(2025年6月9日時点)。
子どもたちに見せてあげたい
妻の政子さんによると、2本の木は夫の靜さんが2年ほど前に購入したもの。当時は15cm程度の苗木だったが、今は2m近い高さに成長している。南国の植物のため温度管理に注意し、気温が15℃より低いときは室内に運び入れた。毎日の水やりなど、靜さんの愛情を込めた世話のかいもあり、2025年の春には初めて花が咲いた。気温が上がった6月から庭に出すと、いつの間にか実が大きく育っていたという。政子さんは「食べることはできないかもしれないけど、近くの保育園の子どもたちにも見せてあげたい」と笑顔で話した。