逗子市内で活動する朗読の会「ふうりん」(田中智子代表)は8月9日(土)、逗子文化プラザさざなみホールで夏休み朗読公演を行う。
プログラムは斎藤隆介作『鬼の嫁』と、井上ひさし作・田中智子脚本『少年口伝隊一九四五』。
少年口伝隊は広島への原爆投下後、新聞の代わりにニュースを口頭で伝え歩く「口伝隊」の少年の姿を描いた朗読劇。代表の田中さんはこの作品のために広島弁の取材を行ったという。
午後1時30分開演(開場1時)、3時30分終演予定。チケットは前売り800円(当日1000円)、小中学生は無料(要予約)。
同会は「日本は戦後80年の節目を迎えましたが、ウクライナ戦争をはじめとする世界各地のテロや紛争は終結の影すら見えません。知らなかった方に知っていただくことこそが平和への希求の底力になると考えます」と朗読会への参加を呼び掛ける。
予約、問い合わせは090・6105・3226(田中さん)。