NEW

横須賀市大楠観光協会が「伝えるは西地区の日常」地域ぐるみで広報誌(おおぐすの、)を創刊

シェアする
横須賀市大楠観光協会が「伝えるは西地区の日常」地域ぐるみで広報誌(おおぐすの、)を創刊

  大楠観光協会は、大楠地域の自然環境や郷土史、イベント情報などを発信する広報誌「おおぐすの、」を創刊した。同協会を中心に地元住民や移住者のクリエイターらが協力して制作したもので、同地域へ各戸配布されている。第2刊は10月中を目途に配布が行われる見通しで、年2回の発行を目指している。

 冊子はA4判フルカラーで10数ページ。創刊号では大楠山の登山コース紹介や春の動植物一覧、地域に住まう「若者」と「大人」に焦点を当てたインタビュー記事など、きらりと光る地域情報をふんだんに詰め込んだ。制作にはプロカメラマンやデザイナーも参画。創作意欲を刺激する豊かな自然が残る秋谷など、西地区はクリエイターの移住や二拠点生活の場となるケースも多い。今回、冊子にはそうした移住者らも制作に協力しており、地元住民だけでなく、多角的な視点から地域を描いている。

 昨年4月から同協会の会長に就任した浄楽寺副住職の土川憲弥さんを中心に同誌の構想が始まった。「文化やイベントの情報を一手に集約して発信する媒体がなかった。また、制作を通して様々な団体と活動していくことで横のつながりを醸成し地域の持続性を図れたら」と狙いを話す。

 約6千部発行。西行政センターなどで受け取れる。今後は同協会HPなどにデータ版を掲示することも想定している。

住所

神奈川県横須賀市大楠観光協会

公開日:2025-09-27

関連タグ