小田原市郷土文化館で12月14日(日)まで「最新出土品展2025」が行われている。入館無料。小田原市教育委員会が主催。
市文化財課が行っている発掘調査の最新の成果を、出土品やパネルを使用して紹介することを目的に毎年開催しているもの。縄文土器やかめ、江戸時代の碗など多様な遺物のほか、県内では初出土となる平安時代中期の「鉄製羽釜」が展示されている。
また、今回は企画展「古墳時代前期の謎に挑む」も同時開催。「古墳がなぜ作られたのか」をテーマに、土器のほか銅鏡や炭化した米、鍛冶関連の遺物などから謎をひもとく。

展示解説の様子
会期中の毎週土曜日には学芸員の展示解説を行っている。午前11時から、事前申し込みは不要。
問い合わせは同課埋蔵文化財係【電話】0465・33・1715。












