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【連載50】ちょっと役立つ口腔と歯の話:テーマ「入れ歯のあれこれ」横浜市旭区・ふたまたがわ歯科口腔外科

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【連載50】ちょっと役立つ口腔と歯の話:テーマ「入れ歯のあれこれ」横浜市旭区・ふたまたがわ歯科口腔外科
画像はイメージです

この連載は月1回、「ふたまたがわ歯科口腔外科」の中谷逸希院長が気になるお口のあれこれについてわかりやすく解説してくれるコーナーです。

 今回は歯を失った際の代表的な治療法のひとつである「入れ歯」についてのお話です。

 入れ歯には、残っている歯がある場合に使う「部分入れ歯」と、すべての歯を失った場合に使う「総入れ歯」があります。ともに取り外しができるのが特徴です。

 部分入れ歯は残っている歯に金属などのバネをかけて固定します。いわば”柱”となる歯を利用して支える仕組みです。一方、総入れ歯は上顎・下顎の粘膜に吸着させて維持します。特に上顎では口蓋全体を覆うことで「密閉されて吸いつく吸盤の力」が働き、動きにくくなります。

 入れ歯は歯ぐきの上にのせて使うため、たとえるなら”ふかふかのベッドの上に置いてあるようなもの”。噛む力は自分の歯の30%程度といわれます。そのため慣れるまでは食べ物を噛みにくく感じることがあります。

 保険の入れ歯はレジン(プラスチック)で作られ、治療期間は通常1〜2ヶ月、通院4〜5回ほどで完成します。短期間で作れる一方、素材の性質上、厚みが出やすいことや、部分入れ歯ではバネが見えてしまう場合があります。

 快適に使うには、「やわらかいものから食べ始める」「毎日決まった時間に装着する」など、慣れるまでの工夫が大切です。痛みやゆるさを感じたときは無理に我慢したり自己流で使い続けたりせず、気になる点は遠慮なくかかりつけの歯科医院へご相談ください。

住所

神奈川県横浜市旭区二俣川2丁目50−14 コプレ二俣川 7F

問い合わせ

ふたまたがわ歯科口腔外科

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公開日:2025-12-18

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