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【移住者インタビュー】歴史と伝統、自然が織りなす「畑宿」に魅せられて―(安藤さん、清水さん篇)

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【移住者インタビュー】歴史と伝統、自然が織りなす「畑宿」に魅せられて―(安藤さん、清水さん篇)

箱根の山懐(やまふところ)に抱かれ、旧東海道の石畳が悠久の歴史を今に伝える畑宿(はたじゅく)。「寄木細工」発祥の地として職人たちの手仕事が息づくこの場所に、横浜市から移住したカフェオーナーの安藤杏子さん(2014年移住)、オンライン学習塾経営の清水洋平さん(2024年移住)に話を聞きました。

インタビュー動画はこちら ▷を押して再生!

畑宿でかなえた念願のカフェオープン

畑宿といえば寄木細工が有名ですね。

実は私も寄木細工のデザインが大好きなんです。寄木への憧れが移住の大きな理由で、今の主人とも畑宿で出合い、結婚しました。

カフェをオープンするきっかけは?

子どもが大きくなるにつれて少しずつ自分の時間が取れるようになる中で、20代の頃に考えていた「いつかカフェをやりたい」という夢が再燃したんです。これまで色々な仕事に携わってきましたが、飲食店での経験が一番長かったので、そこで培ったノウハウを経営者として生かせるのではないかと考えました。

建物は築50年を超える物件だったとか

場所も旧街道沿いで目立ちますし、中を見学した際に梁が素晴らしくて感動しました。最近は古民家カフェがブームということもあり、ぜひ改装してここで始めたいと決心したんです。以前仙石原茶屋さん(クリックでホームページが開きます)を訪問したことがあって、デザインがとても素敵だったのでオーナーさんに相談したところ、内装を手掛けた大工さんを紹介していただきました。

寄木細工に魅せられて畑宿に移住し、夢だったカフェをオープン。まさに運命的ですね

そうですね。やると決めてからは、畑宿の伝統工芸である寄木を全面にアピールできるようなカフェにしたいという思いがありました。 木のぬくもりを大切にしたかったので、大工さんの手仕事による寄木のデザインや、それに合わせたアンティーク家具、照明なども一つ一つこだわって配置しています。

畑宿の憩いの場に

メニューも「畑宿らしさ」があふれています

カフェでは地元の食材などを使いたかったんです。例えばお店の近くには「マス釣り場」があって、夏は家族連れなどですごくにぎわうんです。ぜひそのマスを使いたいと考えて「ニジマスバーガー」を考案しました。

自家製クッキーには寄木に使われる「七宝」や「市松」なの柄をあしらって、畑宿らしさを演出しています。

飲食店が少ない畑宿にとって、このカフェが新たな憩いのスポットになりそうです

この辺りはゆっくりとコーヒーを飲める場所がなかったので、寄木細工を目的に来られた方がふらっと立ち寄れる場所にしたいですね。地元の方も、わざわざ湯本や小田原までいかなくても気軽に集まれるような、一見さんにも常連さんにも愛されるお店にしていきたいです。

移住を検討している方へ、箱根での暮らしについてアドバイスはありますか?

 私自身もまだ模索中ですが、子育て環境はとても良いと感じています。児童数は減っていますが、小学校はアットホームですし、保護者同士も仲が良く、先生方も手厚く指導してくださいます。都会に拠点を置きながら地方で自然を楽しみながら暮らすという新しいスタイルは、これからますます増えていくのではないでしょうか。車は必要ですが、とても豊かな生活ができると思います。私自身も、ビルに囲まれた都会より広い空と自然があるこの場所が今は心地よく感じています。

          

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「地域と暮らす」楽しさ実感

横浜で学習塾を経営していた清水さんが、箱根で暮らすようになった理由は?

最初は学習塾の子どもたちが利用できる合宿施設を探していたんです。たまたま「箱根町空き家バンク」(クリックでホームページが開きます)を見ていたら畑宿の空き家を見つけ、お借りすることにしたんです。

その物件が新たな住まいになったんですね

コロナ禍の頃からオンラインの指導を行っていたので、実は教室を持たなくても勉強は教えられるんだなっていう実感はありました。インターネット回線は大丈夫かなといった不安はありましたが、全く問題なかったので箱根でもできるという手ごたえがあり、移住を決めました。

空き家バンクとは?

箱根町内の空き家などの有効活用と定住人口増加を目的に、「売りたい」「貸したい」と希望する空き家などを所有する方から物件情報を登録していただき、その情報を見て、「買いたい」「借りたい」という希望者との橋渡しを箱根町が行う制度です。

箱根町空き家バンクについては、2022年度から民間移住支援団体「ハコネステイル」に業務を委託しています。

 専用ホームページ https://hakonetown-akiyabank.com/

箱根での暮らしぶりは?

同じ神奈川でもこんなに違うんだと感じましたね。気候の違いもありますし、やっぱり一番は住んでいる方たちとの距離感。横浜に住んでいるときはお隣さんもぎりぎり知っているかどうかという感じでしたけど、ここだともう全員が顔見知りです(笑)。私にとってはそれがすごく新鮮で、みんなが自分のこと知ってくれているっていう環境はとても居心地が良くて、移住して良かったなと思います。

 

移住後は地域活動にも参加されているとか

最初の1年目はのんびり暮らしていたんですが、ある日「畑宿清流マス釣場」(クリックでホームページが開きます)を手伝ってみないか?と地域の方に声をかけていただいて。夏休みの一番大変な時に「釣り場のおじさん」として働かせてもらったのがきっかけで、今は釣場の経営にも参加するようになりました。

もう一つは畑宿の寄木細工職人さんと共に「寄木会館プロジェクト」という組織を立ち上げて、「畑宿寄木会館」の運営管理にも関わらせてもらっています。

地元の消防団にも参加していて、活動のおかげで隣接する須雲川(すくもがわ)地区の方とも知り合いになれるなど、人脈がどんどん広がっていくのが僕にとってはすごくいい経験ですね。

「よそ者」ではなく地域の担い手として

地域に積極的に溶け込む姿勢は、移住を検討する人の参考になりそうです

いろんな方とお話しをすると、田舎への移住って地域の方となかなか打ち解けられなかったとか、失敗談を聞くこともあると思うんです。でも箱根は観光地なので、外の方が入ってくることに対してかなりオープンなんですよ。移住したいろんな方とも「やっぱり受け入れてくれるよね」という話をするほどです。そんな環境なので、ぜひ一度遊びに来て箱根、そして畑宿の魅力を感じ取ってほしいと思います。

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住所

神奈川県足柄下郡箱根町

問い合わせ

企画観光部 企画課

電話

0460-85-9560

0460-85-9560

公開日:2026-03-31

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