3月14日に開園した箱根湿生花園(箱根町仙石原)で、約2万株のミズバショウが見頃を迎えた。
ミズバショウは北海道や本州の多雪地で見られ、箱根には自生していない。唱歌『夏の思い出』では尾瀬の湿原に咲くミズバショウが夏の風物詩として歌われるが、自生地と比べて温暖な箱根では4月上旬に花の盛りを迎える。大きな葉がバナナの仲間の「芭蕉」に似ていることから名が付けられた。
同園では3月下旬から開花が始まった。冬場の寒さから守るため、園職員が群生地に落ち葉を敷くなどして対策を施してきたという。
3月27日、来園者は木道沿いや湿原林に咲くミズバショウの花を眺めたり写真に収めたりして、春の訪れを楽しんだ。同園によると、4月中旬までは観賞できそうといい、「開園間もないこの時季ならではの風景を楽しんでほしい」と話している。












