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さまざまな視点からひも解く茅ヶ崎の暮らし。数字から見えてくる、このまちの魅力

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さまざまな視点からひも解く茅ヶ崎の暮らし。数字から見えてくる、このまちの魅力

茅ヶ崎と聞くと、まず思い浮かぶのは「海」や「湘南」というイメージかもしれません。

けれど、茅ヶ崎の暮らしやすさは、海が近いことだけでできているわけではありません。
温暖な気候、平坦な地形、コンパクトにまとまった市域、駅を中心に集まる都市機能。
そして、東京や横浜方面にも、箱根や熱海方面にも出かけやすいアクセスの良さ。

この記事では、茅ヶ崎市の基本的なデータをもとに、日々の暮らしを支えるまちの特徴を紹介します。

1. 茅ヶ崎は、神奈川の海沿い・湘南エリアの中央にあるまち

茅ヶ崎市は、神奈川県の海沿い、湘南エリアのほぼ中央に位置しています。

東には藤沢・鎌倉方面、西には平塚・小田原方面。南には相模湾が広がり、北側には住宅地や自然の残るエリアもあります。

「海のあるまち」でありながら、東京・横浜方面への通勤圏でもあること。この立地が、茅ヶ崎の暮らしの大きな特徴です。海の近くで暮らしながら、都市にも出やすい。そのほどよい距離感が、茅ヶ崎らしい暮らしを支えています。

2. コンパクトな市域に、約24万人の暮らしが集まる

茅ヶ崎市の面積は35.7平方キロメートル。東西は約6.5キロメートル、南北は約7.5キロメートルと、比較的コンパクトな市域です。その中に約24.5万人が暮らしており、神奈川県内でも人口密度の高いまちの一つです。

県内33市町村の中で見ると、人口規模は7位、面積規模は18位、人口密度は5位。つまり、広い市域にゆったり人が住んでいるというより、比較的小さな市域に暮らしがぎゅっと集まっているまちといえます。

この「近さ」は、茅ヶ崎の暮らしやすさにつながっています。駅、海、商店街、住宅地、公共施設、学校、公園。それぞれが遠く離れているのではなく、日常の行動圏の中にまとまっている。まちがコンパクトだからこそ、暮らしの選択肢が身近にある。それが茅ヶ崎の特徴です。

3. 気候は温暖、地形は平坦、まちは集約

茅ヶ崎は、太平洋に面した温暖な気候と海風の影響を受け、年間を通じて比較的過ごしやすい地域です。雪が降ることも少なく、冬でも外に出やすい気候があります。

また、市内は起伏が少なく、平坦な地形が広がっています。自転車で移動しやすく、日常の買い物や通勤通学、子どもの送り迎えなどもしやすい環境です。

駅周辺には商業施設や公共交通、行政機能などが集まり、都市機能もまとまっています。「気候は温暖、地形は平坦、まちは集約」。この3つの条件が重なって、日々の暮らしやすさを形づくっています。

海に行くのも、駅に出るのも、買い物に行くのも、どこかへ出かけるのも、ちょうどいい距離感。
そんな暮らしのしやすさが、茅ヶ崎の魅力の土台になっています。

4. 子育て世代からも選ばれるまち

近年の茅ヶ崎市は、転入する人が多いまちとしても注目されています。特に子育て世代の流入が目立ち、海や自然を身近に感じながら、都市の利便性もある暮らしを求める人たちに選ばれています。2023年には転入超過数が政令市や特別区を除き全国1位となり、子育て世代の転入超過数は政令市を含めても全国3位となりました(※)。
(※)総務省2023年住民基本台帳人口移動報告より

駅周辺の利便性、平坦で移動しやすい地形、休日に海や公園へ出かけられる環境。そうした日常の過ごしやすさが、子育て世代にとっての魅力になっているのかもしれません。

子育て世代の30代、40代の流入人口が多いのが特長です。

5.人口動態から見える、茅ヶ崎のもう一つの顔

子育て世代から選ばれている茅ヶ崎ですが、人口の動きをもう少し詳しく見ると、別の特徴も見えてきます。たとえば、60代を中心としたシニア層の転入も見られます。温暖な気候や平坦で移動しやすい地形、海や公園が身近にある環境は、子育て期だけでなく、セカンドライフを過ごす場所としても魅力になっているのかもしれません。一方で、進学や就職のタイミングを迎える新社会人世代では、市外への流出も見られます。茅ヶ崎は暮らす場所としての魅力が強い一方、市内に大規模な就業先が多いまちではありません。

実際に、市内で働く人は就業者全体の約4割。日中は多くの人が市外へ働きに出ており、昼夜間人口比率も約80%となっています。「住むまち」として選ばれているからこそ、これからは若い世代が働き、暮らし続けられる環境づくりも大切なテーマになっています。

6.東京・横浜より抑えめ、県西部より高め。住まいの価格から見る茅ヶ崎

茅ヶ崎の住宅価格は、都心部ほどではないものの、湘南エリアの中でも比較的高い水準にあります。

住宅地の平均価格は1㎡あたり234,600円。東京23区や川崎市、横浜市よりは低い一方で、平塚市や小田原市を上回り、藤沢市や鎌倉市に近い価格帯となっています。海の近さや交通利便性、住環境への評価が、地価にも反映されているといえるでしょう。

一方で、賃貸住宅に目を向けると少し違った特徴があります。1畳あたりの家賃は藤沢市や鎌倉市より低く、湘南エリアの中では比較的住まいを見つけやすい水準です。持ち家の取得にはハードルを感じても、まずは賃貸で茅ヶ崎暮らしを始めるという選択肢も考えられます。

ただし、近年は住宅地価格・家賃ともに上昇傾向にあります。人気の高まりはまちの魅力を示す一方で、住宅取得や住み続けることへの負担が大きくなり、地元で育った若い世代が市内で住まいを確保しにくくなるといった課題も生まれています。

住宅地の価格は県西部より高く鎌倉市や藤沢市と同等です。

家賃で比較すると藤沢・鎌倉より賃料が安い点が特長です。

 

7. 評価される茅ヶ崎らしさ

茅ヶ崎の魅力は、市民が感じているだけではありません。子育てのしやすさや暮らしやすさ、地域への愛着、ペットとの暮らしなど、さまざまな分野で全国・世界からも高い評価を受けています。ここでは、その一部をご紹介します。

人口移転全国1位、子育て世代からも選ばれるまち

2023年の転入超過数が政令市や特別区を除き全国1位となり、子育て世代の転入超過数は政令市を含めても全国3位のまちです。※総務省2023年住民基本台帳人口移動報告より

全国で最も老衰の方が多い健康長寿のまち

人口20万人以上の約130市区を比較すると、男性で老衰死の割合が最も高いのが茅ヶ崎市というデータがあります(※)。全国平均の基準値を「100」とした老衰の死亡率は210.2で、2.1倍多い数値となっており、高齢の市民が健康的に過ごせる街という性格がうかがえます。※2017年12月25日公開 日経新聞 ”「老衰」の地域格差”より

世界からも認められたコンパクトシティ

イギリスの情報誌「MONOCLE(モノクル)」が選ぶ「2020年世界のベストスモールシティ25」で茅ヶ崎市は日本から唯一、第5位にランクインしました。誌面では、「山と海に囲まれ、東京からわずか1時間のところにある茅ヶ崎は、田舎の隠れ家のようです。近くのビーチコミュニティを訪れたりするのに最適、街全体に良いレストランが点在しているので、国際的な料理の選択肢は中心部に限定されません。」と触れられています。

地域愛が支える暮らしと住宅取得の課題

茅ヶ崎は、ペットと暮らしやすいまちとしての空気感があり、犬を連れて海辺や住宅地を散歩する姿も日常的に見られます。住民の地域愛が強く、「茅ヶ崎に住み続けたい」「一度離れても戻りたい」と感じる人が多い一方で、その人気の高まりは住宅地価の上昇にもつながっています。近年では、地元で育った若い世代が市内で住宅を取得しにくくなるなど、移住増加ゆえの課題も生まれています。

8.茅ヶ崎らしさを支える、まちの特徴

ここまで、人口や地形、気候、アクセス、人口動態、住まいの価格など、さまざまな視点から茅ヶ崎市の特徴をご紹介してきました。数字だけを見ると、一つひとつは単なるデータに見えるかもしれません。しかし、それらを重ね合わせることで見えてくるのは、「暮らしやすさ」を支えるまちの姿です。

コンパクトな市域に都市機能が集まり、温暖な気候と平坦な地形が日々の移動を快適にする。都心へのアクセスと海辺の環境が両立し、子育て世代をはじめ、多くの人から住む場所として選ばれています。一方で、新社会人世代の流出や市内雇用の少なさ、住宅価格の上昇など、住宅都市ならではの課題もあります。暮らしやすさという魅力と、その魅力ゆえに生まれる課題。その両方を知ることで、茅ヶ崎というまちの姿がより立体的に見えてきます。

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住所

神奈川県茅ヶ崎市

公開日:2026-09-17

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