没後37年の落語家、林家彦六（８代目林家正蔵）氏をしのぶ企画展が、寺家ふるさと村のギャラリー「ジケハウス」で５月28日（月）まで開催している＝写真。入場無料。

　期間中は高座写真をはじめ扇子や手ぬぐい、道具入り芝居噺の舞台道具のほか、その素顔に迫る貴重な写真や日記、エピソードを展示。会場では生前の映像も上映されている。担当者は「江戸落語の正統を今に伝えた、林家彦六の芸と人を感じてほしい」と話す。5月27日（日）の午後１時30分からは、弟子の林家正雀氏と孫弟子にあたる春風亭一朝氏の２人会も（有料）。

　展示は午前11時から午後６時まで。観覧希望者は受け付けの寺家スタジオ（寺家町４３５の１）へ。問合せは【電話】０４５・３５０・３８０４。