地球温暖化対策の一環としてCO2削減につながる川崎発の製品・技術などを認定する「低CO2川崎ブランド」。その2018年度の大賞に、信号器材㈱のLED内照式道路標識が選ばれました。他に2018年度の認定を受けた8件は以下の通りです。
この認定発表会が、2月7日㈭にカルッツかわさき(川崎区富士見)で開かれる「第11回川崎国際環境技術展」内で行われます。午後2時から、イノベーション展会場で。
「LED内照式道路標識」とは?
この標識は、光源を従来の蛍光灯からLEDに変えることで消費電力を抑え、CO2排出量を約53%削減。また明暗比を改善し視認性を高めたことで、交通事故防止など安全性の向上にも期待されています。同社開発部の江口次長は「視認性向上と省エネの両立を実現できた。今後も『安全を通じて社会に貢献する』を理念に、新たな安全安心社会の実現を目指したい」と話しています。
『低CO2川崎ブランド』事業とは?
この事業は、川崎市、川崎商工会議所、市産業振興財団などで構成する低CO2川崎ブランド等推進協議会が実施し、今年度で10年目を迎えます。一昨年には、地球温暖化防止に顕著な功績があった取り組みとして、環境大臣表彰を受賞。これまでに認定されたのは、18年度の9件を含め85件となりました。
次年度の募集も5月にスタート
5月には次年度の「低CO2川崎ブランド’19」の募集を開始します。市担当者は「地球温暖化対策に誇れる製品や技術をぜひPRして」と話しています。