外出自粛の日々が続き、運動不足の人も多いはず。そこで注目したいのが、西区役所が2003年に作成した「ころばんよ体操」だ。正式名称は「横浜市西区転倒骨折予防体操」。いわゆる西区のご当地体操で、(公財)かながわ健康財団の健康運動指導士らが監修している。
ストレッチや有酸素運動
上半身を軽快に動かす手伸ばし運動やボックスステップなど、大きく分けて8つの動作で構成。ストレッチの合間に有酸素運動であるウォーキングがバランス良く組み込まれているのが特徴。立って行うほか、座ったままで出来る振付もあり、室内でも行えるものになっている。西区役所によれば、ロコモやメタボ、認知症への予防効果が期待されている。
横浜市のYouTube公式チャンネルには、5年前に公開された約7分の「ころばんよ体操」解説動画が存在。実際の振付を見ながら、一緒に運動できる。
口内の運動にも
動画は旧版の体操だが、新バージョンではオーラルフレイル(口腔機能低下)予防の要素も追加。体操内で6回あるウォーキングの場面で「パ」「タ」「カ」「ラ」と口を動かすことで、食事の際に必要な口の筋肉を鍛えることができるという。
※ころばんよ体操の解説動画はコチラ(通信量にご注意ください)「ころばんよ体操」