横浜市中区にある横浜文化体育館。長らく「文体」の愛称で親しまれてきましたが、老朽化が進んだため、再整備事業が2018年から行われてきました。この一環として、サブアリーナ施設である「横浜武道館」が2020年7月24日に開館しました。
武道場:1階
横浜市の公共施設では初めての本格的な武道場です。広さは16m×54mの864㎡。固定の観客席数は503席あります。
同じ1階には、189㎡の多目的室があり、大会の控室のほか、スポーツや文化のサークル、会議などにも使えます。
アリーナ:2階
2階は天井高14.5m、広さ2,622㎡ある、アリーナです。3階には観覧席が約1000席あります。
このアリーナ部分には、移動できる観覧席とスタッキング椅子を使用する観覧席を設置することができます(写真上)。ボクシングの試合のリングをアリーナ中央に設置し、周囲に観客席を設置することや、音楽コンサートの開催などが可能で、最大3,000人収容可能となっています。
また、国際大会から市民大会までスポーツでの利用はもちろんのこと、式典やコンテストなどスポーツ以外でも利用することができます。
今後の再整備事業の予定は、現在の横浜文化体育館が2020年9月6日に閉館し、その後跡地にメインアリーナの工事が始まります。メインアリーナは2024年の1月に竣工し、同年4月から開館予定となっています。新しく生まれ変わる、横浜のスポーツの拠点、たのしみですね。
(写真提供:株式会社YOKOHAMA文体)