田名地区のしのざきファーム(田名1459)では、約1000本のざる菊が見ごろを迎えている。
同ファームの篠崎亘克さんは「地域の人にきれいな景色を楽しんでもらいたい」という思いで、15年前にざる菊の栽培を始めた。それから毎年、地域からボランティアも参加して約1300平方メートルの畑に1メートル間隔で花を植え、管理している。篠崎さんはこの他にも野菜の休作中に花大根やポピーなどを植栽し、人々の目を楽しませている。
広大な面積の畑に赤・黄・白と、色彩豊かに並ぶざる菊。篠崎さんは「満開より少し早い時期が一番きれい。11月末頃まで楽しめますよ」と呼び掛けている。