秦野市平沢にある「湘南とびうお体操クラブ」。市内2つある体育館では、子どもたちが、まさに「とびうお」のように元気に跳ねまわっている様子が見られます。そんな子どもたちの元気のヒミツを探りに、体育館を訪ねてみました。
活気がみなぎるイイ表情
この日も体育館には、たくさんのこどもたちがコーチの指導のもと、きびきびと運動している姿が見られました。
子どもたちはマットや跳び箱、平均台、トランポリン、縄跳び、ボールなどを使ってバランスを取りながら、体全体を動かしていきます。
- どの子も集中した真剣なまなざしの中に、活気がみなぎるイイ表情を見せています。
運動が苦手なこどもでも大丈夫。「ここに注意して」「そこで力を入れて…」とコーチの的確な指導で、くるっと一回転。
- 初めてできた子供たちの誇らしげな笑顔が印象的です。
生活の基本となる態度も育む指導
それだけではありません。自分の番を待つ子供たちが頼もしく見えるのです。それは「湘南とびうお体操クラブ」の指導が、単に子どもの運動能力を伸ばすだけではないからです。
とくに未就園児や幼稚園児にとって、成長に従い大切になる「人の話をしっかり聞くこと」「順番をまもること」など、生活の基本となる態度も育む指導を大切にしているそうです。そこまで聞くと、子どもたちの様子に「なるほど!」と納得です。
経験豊富なコーチ陣
- 武田晴信代表は競技経験も指導経験も豊富。武田さんを信頼し子どもたちを預ける保護者が多く、人気の体操教室になっています。
「日本でも有数の施設でないでしょうか」と話す、湘南とびうお体操クラブの武田晴信さんにさらにお話を聞きました。
- 「体操はあらゆるスポーツの基礎となる、運動能力全般を養うことができます。だから早いうちから通う子どもたちも多いです」と説明していただきました。
コーチ陣は代表の武田さんをはじめ、日本体育協会公認体操コーチの有資格者を中心に、10年以上の競技経験者がほとんど。深い技術や知識を持っているので、「安心して子どもたちを預けることができます」と保護者からの高い信頼を得ています。
「湘南とびうお体操クラブ」では、本格的な体操競技の選手育成にも力を入れていて、これまでに何人も全国レベルの選手を育て、大きな大会に出場させているそうです。