保土ケ谷区仏向町と旭区市沢町にまたがる谷戸で淡い幻想的な光跡を放つゲンジボタルが舞う姿が5月末から確認され始めた。
同所をフィールドに長年に渡り環境保全活動を続けている「市沢・仏向の谷戸に親しむ会」の藤川信子代表によると2021年は5月29日に谷戸に舞う2頭のホタルを初見。その後、数が増えているという。今週末が最盛期となる見通しで、「70頭以上のホタルが谷戸を乱舞する光景が見られるのではないか」と話している。
同会は2011年度に環境省から「地域環境保全功労者」として表彰されるなど、水路や景観保全活動などを手掛け、谷戸に生息するホタルの保護にも尽力している。問い合わせは藤川さん【電話】045・353・2258へ。