最近、少しずつ街中で見かけるようになった自転車ともバイクとも違う新たな乗り物…そう、電動キックボード。有名観光地でアクティビティや移動手段として導入している話や道路交通法を違反したドライバーのニュースなど、さまざまな形で注目を集めていることは知っていましたが、一体どのようなものなのか気になる存在でした。
そんなある日飛び込んできた、「9月11日から三浦市内で電動キックボードのレンタルが始まります!」の一報。今回は三浦海岸駅前ポートにお邪魔して詳細を探ってみます。
電動キックボードとは?
その名のとおり、電動モーターで動く車輪付きのボードにハンドルがついた「キックボード」のことです。レンタカーやレンタサイクルのように近年、欧米を中心にシェアリングサービスが普及しており、国内でも広まりつつあります。
「バスや電車に乗るほどでもないけど、徒歩じゃ大変」という、ラストワンマイルの移動に適しているそうです。そういえば、2019年にドイツやデンマークを旅したときも街のいたるところで目にして、「これは次世代の乗り物だ…」と感心したような。とうとう日本で、いや、三浦半島で乗れる日が来るとは!!
三浦市内では
三浦市内では、三浦レンタカーと油壺観潮荘の2カ所でレンタルしています(三崎エリアでも10月新設予定)。駅前やホテルでの受け付けはとても便利ですね!支払いも利用時間から料金を自動で算出し、アプリに登録したクレジットカードで決済されるからスピーディー。
なお、走行可能範囲は三浦市全域と横須賀市一部(おもに南部・西部)で、エリアから出た場合は自動的に電源が切れ、走行可能範囲に戻ると再び電源が入ります。
- 1人乗りの原動機付自転車です。道路交通法を順守して走行しましょう
- 走行はヘルメットの着用および車道走行です。歩道や自転車専用道の走行はできません
【レンタル方法】
①専用アプリ「Segway Pass」に登録 ※18歳以上
②受付場所にて運転免許証(原付1種)の提示。
酒気帯び確認のため、検知器を使用した「アルコールチェック」の場合あり
③「Segway Pass」を起動し、ハンドルバーにあるQRコードをスキャン
④充電を確認し、貸渡利用規約に同意してロックを解除。ヘルメットをかぶっていざ出発!
⑤貸出したポートに戻り、アプリ内の「トリップを終了」ボタンをタップして終了
操作は簡単
アクセルは右手の親指位置にある小さなレバー、ブレーキは自転車と同じ仕様でとてもシンプル。ミラーもウインカーもついていて、最高時速は20kmほど。少し地面を蹴って勢いをつけてからアクセルを押すと、スーーーッと走り出します。
- 三方を海に囲まれた三浦。房総半島を望む三浦海岸、自然豊かな城ヶ島、雄大な富士を眺望する西海岸線…海沿いを走れば潮風がとても気持ちよさそうですね。ぜひ、体験してみてください!