航路を照らす灯台今昔
市民有志によるまちづくり文化ボランティアグループ、よこすか市民会議(YCC)は10月31日㈰、「よこすか海洋シンポジウム2021」を稲岡町の記念艦「三笠」講堂で開く。
「横須賀と東京湾の交通安全 浦賀燈明堂から観音埼レーダー施設まで」と題して、3つの講演を行う。江戸幕府の命を受けて建設されたわが国初の灯台、浦賀燈明堂の誕生経緯から西洋式の観音埼灯台に取って代わるまでの変遷を郷土史家の山本詔一氏が解説。明治元年(1868年)に起工された観音埼灯台のあゆみと日本の灯台の現状について、海上保安庁の辰巳屋誠氏が報告する。かつて観音崎にあり、現在は無人となっている旧東京湾海上交通センターが現在も観音崎レーダー施設として船舶航路の安全確保に努めていることなどを海上保安庁の稲田健二氏が説明する。
時間は午後1時30分から5時。定員150人で参加無料。希望者は往復はがきに「海洋シンポジウム参加希望」と明記し、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を記して、〒239―0807 横須賀市根岸町3の3の15・横須賀YMCA内 よこすか市民会議事務局宛。ホームページ(https://www.ycc2018ikou.org/)からのエントリーも可。申込期限は10月16日(土)まで。