小菊が重なり合うようにして丸みを帯びた大きな花を作る「ざる菊」。南足柄市でも市内3カ所で地域住民によって大切に育てられおり、11月上旬にかけて各地でイベントが企画されている。
大雄町花咲く里山ざる菊まつり
3カ所の内の一つ「大雄町花咲く里山ざる菊まつり」(大雄町五本松・原地区)は10月23日(土)から11月23日(火)まで。里山代表の山崎政行さんは、8種類1千株を育てているが、今年の生育状況は例年に比べてよいと言い「スタート時にはちょうどいいくらい。10月25日頃には満開になるのではないか」と予想する。毎年、植え方を変えており見え方も異なるので何度来ても楽しめるのがポイント。今年は赤系の色がメインになる。期間中は地場産野菜や果物、ざる菊、花木の販売コーナーも用意される。
矢倉沢ざる菊ウィーク
矢倉沢地区の「矢倉沢ざる菊ウィーク」は集落全体との調和がみどころ。点在するざる菊園を見ながら里山の秋を感じることができる。期間は10月30日(土)から11月7日(日)まで。
内山秋の花紀行ザルギクまつり
内山地区の「内山秋の花紀行ザルギクまつり」は10月30日(土)から11月7日(日)まで。地元産の農産物の販売は10月30日(土)と31日(日)の2日間。緑の田園風景に鮮やかな色の菊が際立つ。
イベント等に関する詳細は南足柄市役所ホームページ。