議題 感震ブレーカ設置研究会と町内募集結果
「横浜市地震防災戦略における地震火災対策方針」の対象地域の町内会が多いことから、地震火災の発生を抑えるのに役立つとされる「感震ブレーカー」について情報共有した。感震ブレーカーの知識を高める別所四丁目町内会の役員らで構成する研究会が分電盤内後付型やコンセント差し込み型などの種類や取り付け方を紹介。家によって、適しているものがあることなどを解説した。
活動のヒント 必要性を呼び掛け
研究会は各世帯で感震ブレーカーの導入が進まない理由として、設置が強制ではないこと、助成制度を知らないことなどを挙げた。横浜市で補助金の対象になっている感震ブレーカーは電気工事士の資格がいらず、簡単に取り付けることができることを発表。感震ブレーカーの設置率などを調べるための住民アンケートを実施し、必要であれば住民を集めた説明会を検討しているという。別所三丁目東町内会は約8年前、ほとんどの戸建て世帯に感震ブレーカーを取り付けたことを報告。設置の費用を町内会費で補助したことや、知識のある住民が取り付けをサポートしたことが普及につながったとした。(参加30人)