【八王子社長列伝】さつきメディカル 津村さんの物語「常に冷静な目で時代の流れを見る」

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多摩地区で10の調剤薬局を展開する(有)さつきメディカルの津村信彦社長。近年では、薬局だけではなく、介護関連用品の販売や開発も手掛けるなど、幅広く活動しています。

薬の最前線での戦い

独立前は大手商社に勤めていた津村さん。28歳で課長を務め、私立大学病院を担当するやり手でした。「まさに24時間戦えますか?の世界だった」と振り返るほど仕事漬けの毎日。

その頃、医薬分業の最初の頃。国の方針もあり、「それまで病院内で処方していた薬が、処方箋さえあれば全国どこの薬局でも手に入る」時代になっていく途上でした。

勢いで「独立」

横川町にあるグループの本部

30歳を過ぎたころ、身内の不幸があり、得意先の調剤薬局の社長が葬儀を手伝ってくれたことが縁で転職します。ちょうど「転職するなら35歳まで」と考えていたこともあり、営業部長としてその会社に就職。出店に尽力します。

人材不足の中、なんとか薬剤師に来てもらったものの「不義理があった」ことから、その薬剤師も含めて3人で独立。35歳の頃です。その当時は何のアテもなかく「勢い」だったそうですが、必死の営業攻勢で1年に1店舗ずつ増やすほど躍進しました。

めじろ台の駅前ロータリーにある調剤薬局のめじろ台店

奉仕の道

独立してからすぐ、恩人から誘われて奉仕団体のライオンズクラブ(LC)に入会しました。当時存在した八王子LCは地元でも名士が揃うクラブで、「見ているだけでも勉強になった」と振り返ります。

やがて、新しく陵東LCを立ち上げる際にも創立者の1人に。20数年の歴史の中で、東京のトップ「ガバナー」を2人輩出するなど、名門クラブとしても知られています。

そこでは特に「薬物乱用防止」に力を注ぎます。今では全国のLCが取り組む事業ですが、その先駆けとして都内LCの中でも早期に始めました。「先生ではなく、外部の人が仕事の合間を縫って来ている。それに対して生徒たちも真剣なまなざしで聴いてくれる」。警視庁からも認められ、NHKの首都圏ニュースでその活躍が流れたことも。

  • 津村さんは薬剤師ではありません。むしろ、商社出身の経営者目線だからこそ、常に冷静な目で時代の流れを見ることができました。

医療費抑制の国の方針の前に、薬局以外の活路を今のうちから切り開こうと、介護用品の販売(とレンタル)に力を入れています。「そのためには自社のブランド力をつけないと」。介護用のマットレスやグローブなど、自社のカエルのマークを入れています。

住所

東京都八王子市横川町745

電話

042-655-2375

042-655-2375

ホームページ

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公開日:2021-11-25

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