鶴岡八幡宮、高徳院鎌倉大仏、小町通り、長谷寺、明月院・・・。少し足をのばせば人気のビーチ・由比ヶ浜に、大ヒットマンガ『スラムダンク』のオープニングシーンで登場する江ノ島電鉄・鎌倉高校前駅。さらに2022年は、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の舞台にもなる「鎌倉」!
- 話題が尽きないこの街を旅行するのにオススメなのが、鎌倉駅西口徒歩30秒のホテルニューカマクラです。
かつては芥川龍之介も利用
- 「かまくらレトロ浪漫」と冠したホテルニューカマクラは、80年の歴史を有します。
このホテルは戦前「山縣ホテル」という名で鎌倉でも有数のホテルとして営業。1923(大正12)年、当時文壇の花形だった芥川龍之介と、すでに歌人としての地位を得ていた岡本かの子が運命的な出会いを果たしたのがこの場所とも言われています。
ホテルは時代とともに姿を少しずつ変えながらも、ファッション誌やCM撮影にも使われるなど希少な存在として現在に至っています。1人旅に、カップルやファミリーで、さらには外国人観光客までホテルニューカマクラは幅広いファンに支えられているのです。
洋室、和室合わせて全21部屋
部屋は洋室と和室を完備。全21室で、素泊まり1人5200円(税込)~18700円(税込)。食事もオーダーすれば対応してくれますが、歩いてすぐの小町通りや御成通りで鎌倉グルメを堪能するのがオススメです。
春のオススメ部屋は「〇〇〇」
- ホテルニューカマクラの玄関は常に開け放たれ、画期的なサービスや格式ばったホテルマンはいません。一方で、我が家のような落ち着きをもたらしてくれるのがホテルニューカマクラです。
最後にとっておきの情報を。全21室にはそれぞれ名前が付いているのですが、そのひとつが「さくら」。2階に位置するさくらはその名の通り、春になるとホテルニューカマクラ前に咲き誇る桜を特等席として眺めることができるのです。もし「さくら」が予約できなくても、十分に桜を眺めることはできるのでご心配なく。