生田地区町会連合会(吉田輝久会長)は10月6日、多摩区の藤井智弘区長に地区内の声をまとめた要望書を提出した。
町内会・自治会の要望を集約し、区長に毎年提出している生田町連。今年度の項目は2つで、「小田急線の高架及び地下化について」が昨年に続き要望事項となった。小田急線の登戸駅から新百合ヶ丘駅間の踏切解消を望む内容で、「長時間遮断による交通渋滞」「接触事故等の危険がある」「生田地区の南北分断」などを理由に挙げ、今後の見通しについて回答も求めた。
新規項目として、長沢自治会から要望があった「長沢浄水場南側に面する道路の拡幅について」も列挙。狭く交通量の多い道で、拡幅や歩道の整備を訴えた。
区長室に出向いた同町連の吉田会長は「町会ごとの小さな要望については、いつも区道路公園センター等に対応いただき感謝。今回区長にお伝えした2点については、連合会としてぜひお願いしたい」と強調。藤井区長は「要望を真摯に受け止め、各部署と協力して対応を検討していく」と応えた。