区内107の町会・自治会が加入する「麻生区町会連合会」。その中のひとつ「マイシティ新ゆり町内会」(伊藤治会長)は11月14日、「美化活動」と「会員交流会」を実施し、町内の清掃をした後、花鉢が当たる”富くじ”で会員の親睦を深めた。
同町内会(上麻生3丁目〜4丁目一部)は、新百合ヶ丘駅と柿生駅の中間に位置する。小学校や中学校、医療機関が近いのも特徴だ。775世帯が加入し、加入率は区の平均62・5%を上回る72%。「昔ながらのゆったりしている町内会で、古くから住む方々と、新しく引っ越してきた方々が協調できる活動を行っています」と伊藤会長。
例年、夏まつりや、日帰りのバス旅行、青パトの巡回活動などを行いながら、地域住民の交流と町内の防犯活動に努めている。
今回実施した「美化活動」と「会員交流会」も恒例行事のひとつ。毎年9月に行われる「市内統一美化活動」に合わせて行っているが、今年はコロナの影響で延期となっていた。
当日は、子どもからシニアまで約80人が参加して、4グループに分かれて町内のゴミを拾って回った。集めたゴミは分別して回収した。清掃終了後には、山口白山公園で会員交流会として、花鉢があたる「富くじ」を実施。会員は、どの鉢があたるかドキドキしながらも、くじの結果で盛り上がりを見せていた。
伊藤会長は「マンションや戸建てに限らず、この地域で生活している方々のふれあう機会をつくっていきたい。そうすることで、地域の防犯、防災につながってくる。あいさつ運動を推進し、学校とも連携をとりながら子どもたちの安全を守っていきたい」と今後の目標を語った。