鷺沼町会(持田和夫会長)は13日、土橋南公園バス停横にベンチを設置した。
ベンチは同会副会長の恒川康夫さん=人物風土記で紹介=が発案したもの。恒川さんは鷺沼周辺は高齢者が休めるスペースが足りないと感じ、数年前からベンチ設置の必要性を町会に呼びかけていた。費用など様々な面からすぐに実行には至らなかったが、コロナ禍で町歩きの需要が高まっていることを踏まえ、改めて新設を提案し、実施に至った。道路幅を確保できる場所探しに難航したものの、道路公園センターと調整し、設置された。費用はすべて同会の負担で行われた。
持田会長は「付近は小高い丘で高齢者の往来も多く、需要があるのでは。ぜひ活用してほしい」と利用を呼びかける。恒川さんは「バス停もあり、道幅も広く良い場所に付けられた。今後は、八幡坂など坂がきつい道路にも、取り付けられるように進めたい」と今後の抱負を話した。