議論重ね防災訓練
六ツ川上第三自治会(手代木雅之会長)は11月21日に防災訓練を六ツ川公園で行い、約100人が参加した。
コロナ禍で同自治会の行事はほとんど中止になっており、この防災訓練が今年初めての大人数が集まる催しとなった。
開催を決めた夏はコロナ感染者が増えていた「第5波」の時期。住民の中には訓練実施を懸念する声もあったが、オンラインで開いた役員会などを通して丁寧に議論を重ね、理解を得た。
訓練には南消防署、南消防団が協力し、水消火器の使い方指導や火災時の煙体験などを行った。最後には消防署による放水訓練があり、参加者には非常用持ち出し袋が配布されるなど、町内会単位の訓練としては充実したものとなった。
手代木会長は「感染防止策を講じながら、実施できた」と今後の行事開催に手応えを感じた様子。年明けには恒例の「せいと焼き」も行う予定で、新しい時代の行事のあり方を探っていく。