1月から放映開始されるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の登場キャラクターをラッピングしたタクシー=写真=が、11月26日から鎌倉市内などで走行している。
タクシーを大河仕様にしたのは、市内常盤のKGグループ(グリンハイヤー(株)など)。鎌倉市観光協会が手掛けたキャラクターデザインを、保有する車両80台のうち、45台にラッピングした。デザインは主人公・北条義時が2種類と、鎌倉殿の13人に数えられる北条時政や比企能員ら各1種類、さらには全員集合バージョンの15種類。それぞれ3台用意された。
KGグループの大崎厚郎社長(40)は、「ラッピングは創業80年で初めて。地元経済の回復へ、観光客が戻ってきてくれれば」と期待を込める。車両は2023年まで使用予定で、同社ではラッピングが剝がれないよう機械洗車を禁じている。