弘明寺観音の副住職を講師に迎え、般若心経などのお経を書き写す「写経」の体験講座が2月9日に永田地区センターで行われる。
写経は奈良時代に僧侶の修行として行われたことが起源とされているが、現在は日常生活におけるストレス軽減などを目的に行う人も多い。一人でもできることから、密を避けた開催形式が求められるコロナ禍に適しているとされる。
講師を務めるのは弘明寺観音の副住職・美松寛大さん。仏教の歴史や考え方、写経の意義や作法を一から解説し、初心者が参加しやすい構成となる。
楽しみ創出を
感染症拡大が続く中、同センターでもイベントが相次いで中止となった。そうした状況でも住民の楽しみを創出しようと、職員一丸で「写経の時間」と称した講座を考えた。同センターは「たくさんの人に参加してほしい。写経以外の講座も企画しているので合わせて興味を持ってもらえれば」と呼び掛ける。
午後2時から4時30分まで。参加費500円。先着20人。申し込みは同センター【電話】045・714・9751。