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「炭水化物は悪じゃない」 腸活ボーイ® 連載 Vol.5/文教大学・笠岡 誠一 教授

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「炭水化物は悪じゃない」 腸活ボーイ® 連載 Vol.5/文教大学・笠岡 誠一 教授
『炭水化物は冷まして食べなさい。』(アスコム刊)より

今月のテーマ「炭水化物は悪じゃない」

「炭水化物=糖質」ではありません。炭水化物は食物繊維を含んでいます。

糖質の役割は、体のエネルギー源となることです。素早くエネルギーになる代表例は砂糖です。脳が疲れている時には有効です。

砂糖は、2つの小さな成分(ブドウ糖と果糖)でできています。ブドウ糖(グルコース)は小腸で吸収されます。その後、約60兆個ある細胞の一つ一つに入っていき、エネルギーを作り出します。タンパク質や脂質を効率よく利用するためのエネルギーになります。ブドウ糖が5000個以上つながったのが、デンプン(多糖類)です。デンプンは細胞を元気にするのです。

そんなデンプンの仲間が「レジスタントスターチ」です。普通のデンプンと違って、小腸で吸収されません。大腸に入って行き、大腸内に住む細菌のエネルギー源になります。腸内細菌を元気にするのです。

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住所

神奈川県茅ヶ崎市行谷1100/文教大学湘南キャンパス

公開日:2022-05-19

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