帝京大学溝口病院の中根一教授の基礎知識 など
高津区認知症啓発講座が、1月29日(土)にオンラインで開催される。午後2時30分から4時まで。参加無料。主催は高津区認知症連携を進める会。
帝京大学溝口病院脳神経外科の中根一教授が「認知症の基礎知識」について語るほか、高津区薬剤師会の惠木立会長が「認知症のおくすりと薬局の連携」を解説する。溝口地域包括支援センター職員による認知症に関する豆知識や、有料老人ホームについても専門家が説明する。また、質疑応答も行う予定。
40代、50代の若い世代に聞いてほしい
中根教授は「認知症は完治は難しく、早期診断により進行を遅らせるのが大切」と話す。一方で外来の検査ではアルツハイマー型などの正確な判別や軽度の場合の画像診断は難しいとし「まずは診断にも限界があることを知ってほしい」という。「アルツハイマーは発症の20年前から原因物質が溜まっていくことがわかっている。予防が肝要となる40代、50代の若い世代にも聞いてほしい」と呼びかける。
講座は「Zoom」で配信(ミーティングID:985 4692 9549、パスコード:taka29)。
問い合わせはNPO法人認知症高齢者サービス研究センター【メール】m-endou@nf.catv.ne.jpへ。