市内北部の郷土史研究をする稲田郷土史会(鶴見邦男会長)が2022年2月、宿河原の二ヶ領せせらぎ館で「思い出の多摩川写真展」を行っている。27日(日)まで。
昭和の多摩川の風景を中心に、稲田堤の桜や登戸の渡し、小田急線や多摩水道橋、二ヶ領用水など写真30枚を展示。釣りや鵜飼、水遊びなど人々の営みも切り取っている。写真には一枚一枚に解説もつけられた。
初の稲田郷土史会による展示
同会によるせせらぎ館での展示は初めて。同館を運営するNPO法人多摩川エコミュージアムの情報紙1月号に、鶴見会長が寄稿したことがきっかけ。鶴見会長は「多摩川の思い出の風景を写真を通して回想し、ふるさとの昔を楽しんでほしい。郷土の魅力を再発見してもらえたら」と話している。
午前10時〜午後4時。月曜、第3水曜休館。問合せは同郷土史会事務局(多摩図書館内)【電話】044・935・3400。