幸区役所は今年、区制50周年を迎えるにあたり、まちづくりプロジェクト「さいわい縁むす日」事業を行う。50周年を機に区民同士の地域交流を増やし、60周年を迎える頃に「みんなが隣近所とあいさつできるまち」を目指す。
幸区は町内会・自治会への加入率が66・9%(2021年度)で、川崎市内の区の中では最も高い。しかし、加入率は年々下降中。01年度の76・8%からは約10ポイント下がっており、区役所は地域の関係性の希薄化に危機感を抱く。地域団体についても、高齢化が進み、担い手不足から解消するものも出てきている。
「さいわい縁むす日」事業は、町内会・自治会、市民活動団体、個人などが同じ日に、様々な場所で思い思いのイベント・企画を行おうというもの。区の担当者は例として、ごみ拾いイベントや、フリーマーケット、公園でマルシェなどを挙げる。「今年の秋くらいには実施したいと考えている。知らない人同士が、イベントを通じてつながるきっかけになれば」と期待する。
アイデア・ロゴ募集
幸区役所は同事業を進めるにあたり、昨年12月から1月にかけて、町内会・自治会、区内高校、地域の活動団体に事前アンケートを実施。これをもとに3月13日(日)に区民とともに企画アイデアを考える「さいわい わいわい かいぎ!」を開催。現在参加者を募集している。また、同プロジェクトのロゴマークも募集する。募集期間は2月16日(水)から3月8日(火)まで。
それぞれ詳細は特設ページから。
(問)「さいわい縁むす日事務局(新川崎タウンカフェ内)」【電話】044・555・0233