17年ぶり マレーバク誕生 公開や愛称投票は3月以降予定
よこはま動物園ズーラシアで1月、マレーバクの赤ちゃん(オス)が17年ぶりに誕生した=写真。生息地の破壊などで野生での絶滅が心配される種のひとつだ。
マレーバクは現存するバク4種のうち唯一アジアに生息し、最も体が大きいことで知られる。他のバクと異なり、体の色が黒と白のツートンカラーであることが特徴。赤ちゃんは大人と違う斑点模様で、生後3カ月頃から徐々に大人の模様に変わっていく。
父親は昨年1月に死亡したカイムで、母親のロコは初産ながら落ち着いた様子で世話をしているという。赤ちゃんの公開や愛称投票は3月以降に予定されている。
春の動物園を満喫 3月から催し
よこはま動物園ズーラシアでは、春の動物園を満喫できる催しが多数企画されている。
3/26~4/3「ズーラシア ガーデンパーティー」
3月26日(土)から4月3日(日)までの期間は「ズーラシア ガーデンパーティー」と題したイベントを開催。「おハナ見」をテーマに動物たちのことを知れる催しを行うほか、キッチンカーなどの飲食も楽しめる企画となっている。
3/2~5/30「大うんち展」動物の”うんちく”学ぶ
3月2日(水)から5月30日(月)までは「大うんち展」が開催。展示では、食性や”うんちく”が学べるパネルとともに、動物たちのうんち標本約40種類が並ぶ。クイズ「ダレのうんち?」や「ウンチができるまで」など動物の消化の特徴を紹介。
3/16~5/9 飼育員の仕事や道具などを紹介するパネル展
3月16日(水)から5月9日(月)までの期間は、4月19日の「飼育の日」に合わせ飼育員の仕事や道具などを紹介するパネル展が実施される。
*新型コロナの感染状況で中止の可能性あり。詳細は同園ホームページ。