まちと人つなぐ
本大岡地区町内会連合会の弘明寺町山下町内会(根本守会長)は、まちと人をつなぎ、地域交流を支える役割を担う。
新型コロナウイルスの影響で町内会のイベントを自粛しているが、子どもたちがごみ収集に従事する市職員を元気付けるポスター作りに挑戦するなど、できることに目を向けて活動を促進する。
弘明寺町の「庄子薬局」らが昨年8月と9月に企画した、沖縄文化を学ぶイベントでは、同町内会の役員らが琉球舞踊の講師を紹介した。参加者として、沖縄の伝統芸能を楽しむとともに、ボランティアとして、イベント運営をサポート。コロナ禍で気持ちが沈む人々を元気付けた。
そのほか、近隣の町内会などと協力し、弘明寺周辺で行われる行事を縁の下から支える。迫川敏和副会長は「コロナが落ち着いたら、大規模なイベントを企画し、弘明寺の活性化に貢献したい」と話し、地元ににぎわいを創出していく。