大岡川の桜の保全活動を行う市民団体「南区さくらボランティアの会」と川の魅力を伝える「大岡川FunClub」は3月20日に「お花見ウォーキング」を行う。
桜並木や川の自然を観察しながら歩くもの。午前10時に南小学校そばの与七橋を出発し、弘明寺商店街からプロムナードを通って、鶴巻橋、蒔田公園、日枝神社へ向かう。その後、京急黄金町駅や吉田新田の干拓地域で歴史を学びながら、市庁舎で解散する。参加無料。
主催の両団体は「大岡川や桜並木の魅力を再認識してほしい」と呼びかける。雨天の場合は27日に延期。途中参加可能。問い合わせはさくらボランティアの会【電話】090・6526・8485。
さくらボランティアの会は、大岡川の桜に愛着を持ってもらうためのシールを作成し、3月からウォークの案内と合わせて配布を始めた。シールには満開の桜の中で遊ぶ子どもと「大岡川の桜並木をいつまでも 50年先の子ども達に引きついで行くために」との文字を入れた。受け取った人からは「大岡川の桜並木は東京の知人にも自慢できる」「桜や横浜の歴史を知るために、ウォークに参加したい」などの声が聞かれるという。
今後は、3月12、13、19日の午後1時から4時まで、弘明寺商店街中央の観音橋から蒔田公園へ向かいながら配布する。