26日から春の祭典 秋中止で、昨春以来の公開
里山ガーデン=横浜市旭区上白根町=を会場に3月26日(土)から5月8日(日)まで、「里山ガーデンフェスタ」が行われる。毎年春と秋に里山ガーデンを期間限定で公開して行われる同イベント。昨年秋は開催予定期間に新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が発令されていたため中止となっており、一年振りの開催となる。
里山ガーデンは、よこはま動物園ズーラシアに隣接し「横浜動物の森公園」として整備が進められる予定地の一部。2017年に開催された「第33回全国都市緑化よこはまフェア」の会場として整備された。里山ガーデンフェスタは、山下公園・横浜公園・新港中央広場などの「みなとエリア」で3月26日から6月12日(日)まで開催される「ガーデンネックレス横浜2022」のイベントの一環として行われる。
テーマは「幸せの花景色」
里山ガーデンフェスタは、コロナ禍で昨年秋の開催が中止となったため一年振りの実施となる。園内の一番の見どころは、普段一般公開されていない市内最大級約1万平方メートルの大花壇。今回のテーマは「幸せの花景色」。横浜市内産のパンジーやビオラのほか、ネモフィラ・チューリップ・サクラなど、春のパステルカラーで彩られる。
三年振り 約300匹の鯉が大空を舞う
また、今回もイベントのアンバサダーを務めるタレント・三上真史さんが監修するウェルカムガーデンのほか、三年振りに鯉のぼりの飾りつけも登場。約300匹の鯉が大空を舞う。そのほか、障害の有無に関わらず、わかりやすいガイドとして開発された「コメンタリーガイド」が4月23日(土)に予定されているほか、「ガーデンネックレス横浜・公式YouTubeチャンネル」で順次動画で園内の情報が公開開される予定だ。「新型コロナのまん延防止重点措置終了に伴い、春のイベントが開催できるようになりました。昨春同様、感染防止対策を十分にとった対応をしていきます」と市環境創造局担当者は話す。
イベントの詳細や問い合わせは、NTTハローダイヤル【電話】050・5548・8686、またはHP(ホームページ)【URL】へ。