松田町のコキアの里で、瑠璃色の花を咲かせたネモフィラが春風に揺らいでいる。4月2日には同園の開園式が行われ、大勢のハイキング客を出迎えた。
同園は、西平畑公園自然館から徒歩5分ほどの場所にあり、同町内で飲食店などを経営する飯田勝宏さん(77)ら有志30人がボランティアで整備。新たな観光名所にしようと、春はネモフィラ、秋はコキアを育てている。
ネモフィラは約1700平方メートルの畑におよそ6000株が植わっており、現時点で5分咲きという。飯田さんによると気温が上がると一気に開花が進むと言い、「一面が瑠璃色に染まります。4月中旬にはヒマワリも咲き始め、黄色と青のコラボも楽しめますよ」と話していた。
見ごろは5月上旬ごろまで。
お休み処を整備
開園式には 同町の本山博幸町長や秋田谷光彦観光協会長らが来賓として出席。今年3月に新設されたばかりの休憩所「コキア亭」でネモフィラと眺望を楽しんだ。コキア亭はで軽食や飲み物を販売するほか、テーブル席で休憩することも可能という。入園は無料。