生田緑地ばら苑(長尾)の春の一般開放が5月6日に始まった。最初の週末となった7日と8日には、合わせて約7500人が来園。22日(日)まで、およそ800種・3300株のバラを楽しむことができる。
新たな品種「オードリーヘップバーン」「魅惑」
入り口での検温や消毒、講習会等のイベント中止など、2021年に続き対策下で開苑。色とりどりのバラが開花を迎える中、2022年春に向けて植え替えをした花壇では「オードリーヘップバーン」「魅惑」といった品種が新たに並んでいる。9日、同苑スタッフは「つぼみの品種も多いので、まだこれから楽しめる」と話していた。

オードリーヘップバーン
ばら苑募金をお願い
同苑は川崎市公園緑地協会がばら苑ボランティア会(前島誠一会長)の協力を得て運営。入苑無料だが、バラの苗や肥料の購入、土壌改良等のための募金を受け付けている。2021年度は、春秋の一般開放で合計約468万円の募金が集まっている。
午前10時から午後4時半(最終入苑4時)、土日は午前9時から。
開苑中の問い合わせは【電話】044・978・5270。