京急横須賀中央駅「東口」から徒歩7分、日の出町のビルの一角に〝地域密着〟を掲げる山下和男司法書士事務所があります。相続の手続きや困りごと、遺言の遺し方、成年後見制度に関する相談を専門領域に、各種の相談を受けています。難解な法律知識を必要とし、多くの人は初めて直面する問題を山下所長が懇切丁寧な対応で解決に導いてくれます。
もめ事に発展しやすい不動産相続、早目の準備を
相続財産には、不動産、株券、預貯金、現金などがありますが、「親族間のもめ事に発展しやすいのが不動産です」と山下所長。財産価値が高額になりやすいことに加え、現金のようにわかりやすく分けあうのが難しいことがその理由だそうです。
これを避けるために、「元気なうちに自筆でもいいのでまずは遺言を作っておくと良いでしょう」とアドバイス。最近では、遺産分割で子どもたちが争うことを避けたい、と考える親世代が増えており、「相続開始後にもめることがないよう、遺言書の作成をお手伝いしています」と山下所長。子どものいない夫婦の場合も、「遺言の作成が夫婦それぞれの相手に対する思いやりになるのではないか」とのことでした。
- 人生の終わり方を考える〝終活〟という言葉の定着もあり、事務所を訪れる相談者の約2割が自身の相続対策にまつわるものだといいます。
「空き家」対策、遺言書が効力発揮
山下事務所では、「空き家」対策にも力を注いでいます。
「空き家」が発生する一般的なケースに、自宅を所有する高齢者が施設に入居することなどが挙げられます。その際に、誰に相続するのかを決めておかずに、手続きを先送りにしているとトラブルに発展するリスクが高まります。
子どもが離れて暮らしている場合などは、不動産処分そのものが厄介であり、子どものいない単身者は相続自体が複雑となり、まとめることが困難となります。
「地主や近所に迷惑を掛けたくない、遺族に負担を押し付けたくない、そう考えるなら、遺言書を残すことが効果的な空き家対策になります」と山下所長。遺言に基づいて相続を進めることができ、その後の利活用、処分を迅速に行うことができるとのこと。相続人が不在の場合は、不動産の遺産寄付という手段もあり、そうした意思表示に遺言書が効力を発揮するそうです。
ワンストップで問題解決
山下所長は、相続の問題を専門家チーム(司法書士/行政書士/税理士/公認会計士/弁護士/不動産鑑定士/土地家屋調査士/不動産コンサルタント/ファイナンシャルプランナー)でサポートする「一般社団法人 あんしん相続・不動産相談センター」の本部理事を務めており、相続問題や必要な生前準備と対策をワンストップで行っています。
- いろいろなところを探さなくても、すべてこの場で相談できるからあんしんです。初回は50分まで相談料無料で応じてくれます。