人の話が聞こえづらいなど、聞こえに関する悩みを相談できる「聞こえの相談」受付が横浜ラポール(鳥山町)の聴覚障害者情報提供施設で5月から始まっている。
言語聴覚士(ST)や聴覚障害者相談員が、困り事や補聴器の相談を受ける。診断や補聴器の調整等は行っていないが、相談の結果によっては補聴器相談医や関係機関へつなぐという。利用は無料で、障害者手帳の有無は不問。予約制。
これまでも聴覚障害者の生活相談等は行われていたが、今回、横浜市内の中途失聴・難聴者の潜在ニーズに合わせてより広く対応できるよう相談開設日を週2日設け、取組みを拡充した。
「ご本人は聞こえづらくなっていても気付かないことも多いので、ご家族の方もご相談ください」と同施設担当者。テレビの音を自分の近くで聴ける携帯用スピーカーなど、聞こえを補助する機器を各種試すこともできる。
予約や問い合わせ等は同施設聞こえの相談担当【電話】045・475・2057(午前9時〜午後5時)、または【FAX】045・475・2059。
ファクス用の相談申込書やメールでの申し込みは、同施設HP(ホームページ)内(【URL】http://www.yokohama-rf.jp/rapport/jyoutei/soudan.html)から。