＜取材レポ＞新川崎・鹿島田で人気の整体院「からだ骨盤ラボ」地域活動を通じて地元の信頼を集める整体院

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　2021年11月の開院ながら、すでに地域の信頼も厚く、人気の整体院となった「からだ骨盤ラボ」院長の渡邊敏広さん。

　14年前、結婚を機に都内から鹿島田に家を構えました。現在、中学2年生の長男が、小学2年生の時に、地元の少年野球チームに入ったことがきっかけで、地域との関わり方が変わってきたといいます。

きっかけは少年野球

　毎週末、少年野球活動に参加し、送迎や練習の手伝いをするかたわら、本や講習で野球のルールを勉強し、長男が高学年になる頃には球審も出来るようになったそうです。「長男はそんなに頻繁に打つ方ではなかったですが、ここで打って欲しいという時に、大きい当たりを打ってくれる、いわゆる持っている選手でした」と嬉しそうに話す渡邊さん。

また、仕事柄、子どもたちの怪我のケアなどでチームをサポート。「長男だけでなく、チームメイトの子どもたちの成長を4年間近で見守る事ができて本当に幸せな時間でした」。試合があった日の夜には反省会と称して「お父さん同士で飲みに行ったりするのも楽しかった」と、保護者同士の繋がりも生まれ、子ども会の活動にも参加するようになっていきました。　

　子ども会では毎年5月に実施している「かしまだウォークラリー」が好評です。町内14カ所の掲示板になぞなぞ、クイズ、地域にちなんだ問題を出します。防災公園もあることから、災害時にはこの公園はコンロが出来たり、トイレが出来るなどということも問題として取り上げます。現在子ども会には約150人の会員がいますが、2022年は96人が参加しました。

　他には夏の盆踊り、ラジオ体操、ドッジボール大会などを行っています。子ども会会長も気付けばもう４年。その活動に取り組む中で、たくさんの人との出会いがありました。

新川崎・鹿島田みらい街づくり会議

　子ども会から町内会、さらに新川崎・鹿島田みらい街づくり会議と地域活動の幅を広げていきます。

　みらい会議の活動は、鹿島田駅前交通広場の活用が好評です。ハロウィーンの仮装案山子や、冬のイルミネーションなど目にした方も多いのでは。幸区制50周年記念とのコラボ企画も進行中です。

鹿島田駅前交通広場での「花いっぱいプロジェクト」

　新川崎、鹿島田という地域は、新しいマンションも多く、外から来た人が多いまちです。しかし、渡邊さんは、「他所から来た人も分け隔てなく、受け入れてくれる。人との距離が近く、子育てしやすいまち」で気に入っていると言います。そして、次第に自分たちを受け入れてくれたこの地域に、ご自身の仕事を還元したいという気持ちになっていったのです。

まちの人に苦しんでもらいたくない

　渡邊さんは整体のプロとして22年のキャリアを誇り、これまでの施術実績は11万人以上にのぼります。

しっかり丁寧にカウンセリング

　施術の前に徹底的に症状について話を聞き、痛みの原因を追求していきます。

　保険適用の治療院では、保険の制約から、簡単な問診のみで簡単な治療しか出来ず、その時だけ少し楽になり、後日痛みが戻り、いつまでも通い続けなければいけない治療院の現実に、渡邊さんは強い不満を持ったそうです。痛くて本当に困っている患者さんを根本的に改善してあげたい想いから、渡邊さんは保険の取り扱いを止め、自費で予約制の整体院を開業しました。

　患者さんが痛い場所の話を聞くだけではなく、「なぜそうなってしまったのか？」「その痛みで困っている事・悩んでいる事は何なのか？」「そうならないためにはどうすれば良いのか？」「今後どうなっていきたいのか？」「改善したら何をしたいか？」など、時間をかけて患者さんの気持ちを深堀していきます。話を聞くことで患者さんの本当の原因が見えてくることもあり、保険治療では全く改善出来なかった症状も、今では改善出来るようになりました。もちろん、医学的に改善出来ない症状の方も残念ながら一定数いらっしゃいますので、何でもかんでも良くなるとは絶対に言いません。ただ、「どこに行っても改善しなかった患者さんが最後に辿り着く整体院でありたい」と力強く語ります。