「まち・人・未来を健やかに」をスローガンに据え、神奈川県が進める「かながわSDGsパートナー」にも登録されている亀井工業ホールディングスグループでは、「ローカルファースト」の価値観のもと、地域貢献活動を幅広く展開している。
多岐にわたり地域をリード
同グループの活動は多岐にわたる。亀井工業㈱では、茅ヶ崎海岸でほのぼのビーチが主催する「海を守る。砂浜のマイクロプラスチック回収実験プロジェクト」に協力。重機を使って砂浜からマイクロプラスチックの回収を行った。海岸の自然環境保護に向けた事業「海浜植生復元プロジェクト」にはNPOと手を組む形で参加。海浜植物コウボウムギの保護への取り組みを行っている。
相模開發㈱では、リサイクルに注力。建設産業廃棄物(がれき類)を受け入れ、自社プラントで再生砕石や再生アスファルト合材へのリサイクル処理を行う。製造過程の無臭・無煙化を達成し、加熱燃料を重油から都市ガスへ変更することで温室効果ガスを大幅に削減(前年度比25%削減)。循環型社会を形成する上での一翼を担う。
グローバルキッチン㈱では、地域の子育ての観点から、こども食堂にも食材を提供している。この活動が日本SDGs協会から評価され、「SDGs事業認定証」が授与された。併せて、同社が運営する柳島キッチンではプラスチックストローを廃止し竹ストローを使用している。
持続可能なまちへ注力
住み続けられる、持続可能なまちづくりをめざして、次世代の土地活用にも力を入れている。建築・土木で培ってきたこれまでの実績と経験を生かし、企画提案からアフター・メンテナンスに至るまで総合的なサービスを提供。顧客のさまざまな土地活用の相談に答えられる体制を整えている。高度な情報力、企画力、技術力、そして社員が顧客の要望に的確に応える提案力、そしてグループ全体での実行力すべてをかけ合わせた総合力で、湘南・茅ヶ崎の住まい、まちづくりをリードする。
同グループは今年で創業132年。まちに必要なことを事業とし、「建設・建材」「スポーツ・健康」「飲食」「福祉」「温泉」「環境」の6つの分野を柱に、「ローカルファースト」の価値観を重ね合わせて多彩に連携しながら、これからもまちづくりに邁進する。
私たちの取り組むSDGs目標