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茅ヶ崎市のクリエイター・大類祥子さん ロサンゼルスで世界コンで着付・装飾提供 「日本らしさ」の表現に注力

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茅ヶ崎市のクリエイター・大類祥子さん ロサンゼルスで世界コンで着付・装飾提供 「日本らしさ」の表現に注力
ネオンカラーの鮮やかなヘッドドレスと日本の和をイメージした衣装

茅ヶ崎市内在住のクリエイターで、共恵でフラワーサロンを経営する大類祥子さんが、2022年11月、米・ロサンゼルスで行われた国際的なビューティーコンテストに参加し、高い評価を受けました。

参加したのは、今年2023年で34回目を迎える「Virgelia World Pagent 2022」。世界各国で選考を通過した女性たちが、民族衣装で文化を表現したり、ダンスパフォーマンス等で評価を競うコンテストです。

当日、大類さんは、ビューティープロデューサー・松原立恵さんの「ナショナルコスチューム」と呼ばれるメイン衣装の提供と着付け、装飾全般を担当しました。

日本人を意識して装飾

頭部を装飾するヘッドドレス制作と衣装にはとりわけ力を注ぎ込んだという大類さん。

ヘッドドレス制作では、日本人であることをアピールするため、「日本髪」をイメージしたフォルムを追求。松原さんのキュートさも生かすため、カラフルな蛍光色であるネオンカラーを採用し、華やかさの創出に腐心しました。1週間という急ピッチの制作でしたが、完成したヘッドドレスは松原さんからも絶賛。

着付けをめぐっては、ナショナルコスチュームを着た上での審査から、次の水着審査に移るまでの時間が短いことから、着脱の速さを重視。通常の着付けとは違い、必要最低限の着衣にとどめました。1分で衣装を脱ぐことができるよう「余計なものは省き、視界に入るものだけに絞った」と大類さん。こうしたアイデアにあふれた装飾と、確かな着付けやスピードが現地のコーディネーターの目に止まり、ロスでの着付師としてスカウトされる場面も。

着付けに取り組む大類さん=大類さん提供

帰国後の2日後には、ファッションイベント「茅ヶ崎コレクション」の着付け・衣装・生花装飾も掛け持ちで担当。多忙を極める中、高度な技術は海を越え、さらに輝きを増しました。

大類さんは「めっちゃ楽しかった」と振り返り、「世界大会だけあって、皆さんの豊かな表現力は本当に素晴らしく、3,000人の観客を前に繰り広げられたパフォーマンスは圧巻でした。勉強になりました」と笑顔を見せました。

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住所

神奈川県茅ヶ崎市

公開日:2023-02-04

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