「忠臣蔵」で赤穂浪士に討たれた吉良上野介とゆかりのある蒔田に関する歴史を調べる市民団体「蒔田の吉良歴史研究会」(齋藤勁会長)が6月26日、午後4時から講演会を蒔田町の旅館松島で開く。
講師に青山学院大学文学部准教授の谷口雄太さんを迎える。中世日本史研究が専門で、今年4月から吉良家とゆかりのある世田谷区の中世史編纂委員会の委員を務めるなど、気鋭の研究家として注目されている。講演は「室町時代の東国世界」をテーマに、中世日本がどのような世界だったか、その前提や背景を踏まえながら解説される。
参加費2千円。講演終了後の午後6時15分から、希望者のみで懇親会(参加費4千円)あり。詳細は同会事務局(旅館松島)【電話】045・731・2720。