<生田団地自治会> エコな輝き 願い込め 食品包装で七夕飾り【2022年7月15日号】

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<生田団地自治会> エコな輝き 願い込め 食品包装で七夕飾り【2022年7月15日号】
団地内の竹飾り、松本さん(左)ら

 区内各地が七夕飾りで彩られた7月上旬。生田団地自治会(井上佶会長)では、銀色や半透明など、陽光で輝く輪飾りがついた竹が3本お目見えした。菓子や食品の包装を使って会員が手作りした、「エコな」七夕飾りだ。

 同自治会の七夕飾りは8年ほど前から継続。今年も団地内と入口2カ所に、7月3日から11日まで設置した。輪飾りの素材はポテトチップスの袋やペットボトルのラベルなど、会員が1年がかりで集めたもの。それぞれが持ち寄り、6月半ばからつなぎ合わせた。会員の願いを書いた短冊も飾り付けられた。

 5棟中2棟の建て替え工事中で、現在は3棟・36戸だけとなっている同自治会。高齢の住民も多い中、シニアクラブ副会長の松本禎次郎さん(78)は「手間暇がかかるが、みんな慣れているからスムーズ。住民が減っていても、同じように続けていくことが大切」と思いを話していた。

川崎市町内会・自治会ページ

住所

神奈川県川崎市

公開日:2022-07-15

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