NPO法人らいちょう(手島淳一理事長=人物風土記で紹介)が9月1日、障害福祉アンテナショップ「Sari-Sari」(市ケ尾町1151)を開店した。
店内には障害者の支援活動を行う同法人の利用者たちが作業所で製作した商品を販売している。手作りの木工鉛筆や靴ベラ、鍋敷きなどの雑貨や港北区の畑で栽培し収穫した旬の無農薬野菜が並ぶ。その他にも区内で採れたハチミツや現地で買い付けしたフィリピンの伝統工芸品なども販売している。
これまで利用者が作業所で製作してきた製品は施設のみの販売が多く、利用者以外の周知が難しい現状も。多くの人に製品を知ってもらい、活動の幅、障害者の就労の場を広げることを目的としている。収益は障害者の活動資金や海外支援に充てられる。
「利用者が時間をかけて一つひとつ丁寧に作ってきたものです。珍しいものもたくさんあるので見るだけでも気軽に立ち寄ってもらえたらうれしい」と手島理事長は話している。
営業日は平日の午前10時〜午後5時。