この情報は2022年取材時のものです。
一人ひとりをシンカさせると話題の「3クラス制」とは?
相模原市中央区淵野辺の地に、麻布獣医学園創立70周年を記念して創立された「麻布大学附属高等学校」(創立時は渕野辺高等学校)。少子化の今、出願者数が上昇し続けている同校に潜入し、その魅力を探った。
国公立大学や最難関私立大学の合格を目標とする「S特進クラス」
麻布では一人ひとりの学力や目標に合わせた「3クラス制」という独自の教育改革を進めています。「特進クラス」「進学クラス」と合わせて、4年前から「S特進クラス」を導入。入学時だけでなく、進級ごとにクラスの入れ替えをすることで、「生徒たちは3年間、緊張感を持って授業に取り組んでいるようです」と話す、進路担当の先生。
- S特進クラスに通うNさんは「お互いの競争心を高めることができる環境。仲間たちと切磋琢磨しながら、さらなる高みを目指しています」と語ってくれました。
一人ひとりに「受験プラン」、多種多様な説明会でモチベーションアップ。
「説明会で会った先生の丁寧な説明で入学を決めた」と明かしてくれたのは進学クラスのAさん。同校では年2回の進路面談に加えて難関大学説明会、国公立大学を目指す会、OB講演会など多種多様な説明会を開催し、生徒と保護者のモチベーションをアップ。「入学後も丁寧にサポートしてもらっています」と充実した表情を見せてくれました。
- 年2回の進路説明会と3者面談、難関大説明会やOB講演に加え、受験期には一人ひとりに「受験プラン」を作成。
- 希望大学に合格するため勉強に励んでいるというHさんは「部活や行事も楽しみながら、後悔のない学校生活にしたい」と、メリハリのある毎日を過ごしているようです。
文武両道、部活動へも積極的に参加できる環境が
進路担当の先生は「社会で広く活躍するためには、学力だけでなく社会性や協調性、人との関係性を築く経験も必要」と言います。「S特進クラス」でも部活動加入を奨励するという同校。特進クラスでのHさんは「勉強と部活動が両立しやすいのも麻布のいいところ」と笑顔。正に文武両道を目指す環境がここにはあります。
<取材まとめ>麻布大附属高とは?
- 「3クラス制」は進級時の入れ替え制!緊張感ある学校生活で「意識高め」な生徒が年々増加!
- 受験期には一人ひとりに「受験プラン」を作成。人気の秘密はきっと充実したサポート体制。
- 勉強にも部活にも全力で取り組むことができる環境。正に「文武両道」で、かっこいい!