箱根寄木細工伝統工芸士の本間昇さん(91)=人物風土記で紹介=が10月19日(水)から26日(水)、ギャラリー城山(小田原市城山1の6の36)で「九十翁本間昇 守破離する寄木展」を開催する。午前10時から午後5時(19日は午後1時から、26日は午後4時まで)。
新著も発行

新著
寄木展に先駆け、本間さんは10月8日に新著『守破離する九十翁本間昇』を発行した。『職人 本間昇 寄木に生きる』(2004年)の続編で、16歳からの厳しい修業時代、75年にわたる職人人生、新しい意匠への挑戦など、まさに本間さんの「守破離」が一冊に凝縮されている。また、美術館開設への思いや、子どもたちとの交流などのエピソードも満載だ。
新著は本間寄木美術館 寄木ショップ(箱根町湯本84)と、寄木展で販売される。B6版、240頁、税込1430円。また、寄木展で10月21日(金)午前11時から、本間さんのギャラリートークが行われる。要事前予約で、定員15人。予約、問い合わせは同館【電話】0460・85・5646。