川崎市全町内会連合会(瀧村治雄会長/高津区全町連会長)は9月30日、来年度の予算編成に対する要望書を福田紀彦市長に提出した。
要望書は毎年9月に市内の町内会自治会が全市、各区の要望をまとめて市長に提出している。要望は全42項目。このうち、川崎区からは▽青少年指導員、スポーツ推進委員、民生委員児童委員の推薦基準等の緩和▽町内会・自治会等住民自治都市機への活動支援▽国道409号(川崎縦貫道路)整備計画の早期実現▽JR川崎駅周辺の回遊性の向上▽羽田空港の機能強化に伴う新飛行ルートへの対応の5項目を要望。幸区からは▽JR川崎駅南口改札の設置▽JR南武線矢向駅の橋上改札設置▽幸区域におけるかわさき多摩川ふれあいロードの延伸整備等▽鹿島田、東小倉、小倉1-1地区の地域コミュニティ活動拠点の整備▽震災発生時における日吉地区の災害活動拠点の整備▽JR南武線の連続立体交差事業の6項目を求めた。
瀧村会長は「区だけで解決できる問題ではないので、市をあげて時間をかけてでも実現してもらいたい」と期待を寄せた。