野川台自治会と宮前区役所、宮前警察署、野川中・西野川小による四者合同の防犯パトロールが11月15日、同自治会エリアで行われた。

　同自治会では、日頃の見回り活動に加え、２００６年ごろから四者パトロールを実施。複数の視点から危険箇所を確認することや、同じ地域内の交流が目的だ。

　当日は、自治会役員や区役所職員、学校教員ら20人が集合。野川いこいの家からスタートし、二手に分かれて小中学生の通学路や交通量の多い横断歩道などを確認した。自治会メンバーは、住民ならでは視点で近隣の交通事情や子どもたちの様子などを教員らに語りながら歩き、約１時間かけてパトロールを行った。

　参加した教員からは「通学路の中にバスや車などの交通量が多くて、狭い交差点があった。校内で生徒の生活を見ているだけではなかなか気づけないことなので、地域の皆さんと一緒に確認できるこの場はありがたい」と感想を話した。

　原田寛明会長は「継続していくことに意味があると思う。これからも取り組みを続けていきたい」と語った。