２０２０年６月に惜しまれつつも解散した逗子童謡の会が復活した。

　毎月１回、四半世紀にわたって童謡や愛唱歌を歌ってきた同会。代表の天野伊豆子さんら運営メンバーの高齢化や、コロナ禍で先が見通せないことなどから、一度解散していた。

　しかし、惜しむ声が多数寄せられた。天野さんは旧知のピアニストで、会での演奏経験もあるロホマン真由美さん（逗子市在住）に相談。ロホマンさんが一般社団法人よこすかの音楽家を支援する会との仲介役を担い、運営を引き継いでもらえることになった。「素晴らしい会が復活してよかった。皆さんと一緒に楽しく元気に歌い継いでいきたい」と話した。

復活後初となる会が１月12日㈭、逗子文化プラザなぎさホールで開かれる。午後２時開演。全席自由で１千円。出演はバリトン・宮本史利さん、ピアノ・ロホマンさん、ゲストにソプラノの中山美希さん、松永知史さん、テノールの和田祐樹さん。ミニコンサートも披露される。

　今後も第２木曜を基本に毎月、開催する予定。問い合わせは０８０・３４００・８１６７、またはyokosuka.ymsa@gmai.com